木曽川の河川敷には、たくさんの入り江があるんですけど、冬の木曽川は水量が少ない。
だから夏場は入り江になっているところも、本流と切り離されて大きな水溜りみたいになってるんですね。
まあ、一般にはそういうのを
ワンドと総称するみたいですが、詳しくは知りません。
で!
先ほどその河川敷をランニングしておりましたら、水溜りの中に変な生き物を発見したんでちゅわ。
ワンドの中の泥っぽい水は茶色く濁ってるんですけど、浅いからいちおう底まで見える。
そこに、何かが”立って”いたんだ!
細長いもの・・まるで、ヘビとかウナギみたいな生き物が、立ち魚みたいにまっすぐ立って顔を出していたんですよ。
オレも、もう15年ぐらいこの川を見てきたが、こんなヤツは見たことない!
俺は、知ってるんだ。
ヘビやウナギは、こんな寒い日に出てきたりしない。
しかしヤツはそれをやっている。
ライギョかドジョウじゃないのか?
違うね。ヤツはもっと長かった。明らかに新種である。
オレは、にわかに彼を捕まえたい衝動に駆られました。
彼も、それを察知したのか、たちまち泥の中に逃げ隠れました。
そしてオレは、寒風吹き荒み雪がちらつく夕暮れに水溜りに足を突っ込む気にはなれず、今に至ります。
まっ、いいんだ。
彼の居所はわかっている。後日タモを携えて捕獲に行く予定である。
そして、見事つかまえた暁には、彼の写真をご覧に入れよう。乞うご期待!!
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